瀬戸内海には大小さまざまな島があります。
しまなみ海道サイクリングコースとしても有名なほどサイクリストの聖地とされています。
しまなみ海道サイクリングコースはいろいろな記事があるので、地元民ならではの視点で各島々を紹介したいと思います。
第1回目となる今回は向島-岩子島-因島-生名島-佐島-弓削島の6島をめぐりたいと思います。
初回ということもあり、オーソドックスに島の外周をぐるり回りたいと思います。
初めにお断りとして今回はグルメライドではないです。
外周を沿って走る性質からおしゃれなカフェやごはん屋には寄りませんwまたの機会にご紹介したいと思います。
ガーミン先生からも低強度が不足していると指摘があったのでいい運動になりそうです。
1月のサイクリング服装
・dhb キャップ
・kask VALEGRO
・dhb サングラス
【首】
・dhb Baff ネックウォーマー
【上半身】
・おたふく オールシーズンインナー ノースリーブ
・モンベル ジオライン M.W サイクルアンダーシャツ
・
【下半身】
・パールイズミ ウインドブレークビブタイツ 5℃帯
【足元】
・綿100%の靴下
・fizik R5
・シマノ トゥカバー
いざ外に出てみると・・・暑い・・・動いていないのにすでに暑い!!!
これはいかんと思い、ジャケットをGOREに変えましたw
このような恰好で今回はライドします。
出発
自宅から向島に向けて走ります。
今回はフェリーで行くので尾道大橋は渡りません。
尾道大橋、新尾道大橋
手前が尾道大橋(青い橋)で奥が新尾道大橋(しまなみ海道で自動車専用道路)
尾道大橋は歩行者や自転車は通れますが路肩帯が狭いのでサイクリングルートとしてはお勧めしません。
車の交通量も多くルートとしては推奨できません。
尾道市役所
道中綺麗になった尾道市役所の前で写真を撮ります。
新しくなった尾道市役所は船をイメージした設計だそうです。とてもおしゃれですね。
↓ちなみに尾道市の原付も船をイメージしたご当地ナンバーが取得可能です。
市役所の玄関口には尾道を代表する浪漫珈琲も!!
撮影スポットとしてオブジェも。ここは自転車の持ち込みNGだったのが残念です。
向島(むかいしま)サイクリング
福本渡船
向島へのアクセスはフェリーがおすすめです。
私がよく使うのは「福本渡船」です。地元学生から車までいろいろな方が乗られます。また尾道駅からのアクセスもよくサイクリング目当ての方も多いです。
こんな感じで車と人、自転車が混在して乗船しています。
基本的に尾道→向島へ行くときは自転車、原付などは左側から乗船します。
帰りは逆に右側から乗船します。
これってフェリーの決まりなんですかね?
降りる車人などが優先ですので、全員が下船するまで待機します。
下船が終わったら車から通していくのがベターかと思います。
全て乗り切ったら私は自転車から下車して押し歩きで乗船しました。
桟橋は不安定なのでクリートをはめた状態だと不安なんですよね。
左側だと奥でも手前でもどこにいてもOKですよ。
対岸に見えるのは造船所の向島ドッグです。尾道は造船の町なんです。
料金は下船したあとに詰所みたいなところで払います。自転車持ち込み料合わせて¥70です。
なるべくお釣りが出ないように払いましょう。
札はNGではないですが、大きくても¥100がベターです。
下船後から道路にブルーライン(しまなみ海道サイクリングルート)が入っているので案内通りに進みます。
左手に向島ドッグが見えます。
向島の市街地を通り岩子島(いわしじま)を目指します。
岩子島に行く橋の手前ではみかんの路面販売があります。
向島大橋
岩子島へ渡る橋は赤い橋なのでわかりやすいです。
iPhone12Proで撮影していますが、レンズが逆光や強い光源に弱いのが弱点です(フレアが思いっきりでてます)
向島大橋というらしいです(地元民ですが知らなかった)
歩行者や自転車は左側の道路で渡りましょう。
車道は1車線の対面通行なので危ないかもしれません。
橋から見える瀬戸内海
岩子島(いわしじま)サイクリング
実は岩子島は海水浴以外来たことないです。
なので1周はもちろん土地勘も全くありません。
右周りで1周することにします。
ちなみに岩子島はしまなみ海道サイクリングルートから外れているので、ブルーラインなどはありません。
細い路地などがあり結構迷いましたw
岩子島は「みかん」と「わけぎ」が名産で、わけぎのビニールハウスがたくさんあります。
また島民以外はほぼいないと思います。夏のシーズンだと海水浴客が来ますが、シーズン外なのでほぼ島民かと思われます。
なので道路も軽トラが停車しているか農作業している人しかいませんでした。
もちろん自転車を乗ってサイクリングしているのは自分だけw
何回か道に迷いながら厳島神社に向かいます。
浜ノ浦隧道(はまのうらずいどう)
向かう途中に雰囲気のあるトンネルに出くわします。
太古の昔から年月をかけて大地が育んだ岩盤を「岩をも砕く熱意」と「あきらめない執念」が詰まった手彫りの隧道(ずいどう:トンネルの意味)です。
夏は涼しく、冬は暖かい岩子島の手彫りのトンネル。岩石パワースポットとして注目を集めています。
隧道を抜けると厳島神社まですぐです。
厳島神社
でーん!!そうです、あの世界遺産「厳島神社」の分社なんです。
ミニチュア版といったところでしょうか。
撮影時は潮が引いていたので近くまでいけました。
鳥居の前には手水舎(てみずや)?と石灯篭もあります。
奥に見えるのが本殿です。
厳島神社をあとに岩子島から向島に戻り、因島(いんのしま)に向けて走ります。
因島大橋
周辺にはサイクリング休憩所もあります。
ここからはしまなみ海道のサイクリングルートなので分かりやすくていいですね。
平均勾配4%だったかな?比較的楽に登れるようになってますよ。
ロードバイクに乗っていない普通の自転車でも登れるように遠回りしながら登っていきます。
ここまでの走行軌跡