厳冬期の通勤用ライドジャケットを購入しました。
練習やライドだったらレイヤーを重ねるのが基本ですが、通勤用なのでなるべく重ね着はしないように選んでみました。
mont-bellサーマライドジャケットとは
高い保温性を備え、冬季のライディングに対応
優れたストレッチ性と保温性を両立した中綿入りジャケットです。
最も風の影響を受けやすい前身頃と袖部分に、ストレッチ性に優れた独自の防風シェル素材を採用。
薄手ながら、抜群の保温力とストレッチ性を備えた中綿素材「シンサレート™ ストレッチ」と組み合わせることで、バタつきを大幅に軽減するタイトなシルエットと、運動性の両立を実現しました。
後ろ身頃には、抜群のストレッチ性と吸水拡散性を備えた素材を使用。車のライトなどを反射して光るフィルムやロゴにより安全性にも配慮した作りになっています。
仕様
- 素材 右の+ボタンで詳細確認できます。
- 表地:(前身頃)30デニール・ポリエステル・ニット[アクリルコート・はっ水加工®加工]、(後ろ身頃)ポリエステル
裏地:30デニール・ポリエステル・ニット(袖)30デニール・ナイロン・タフタ
中綿:シンサレート™ ストレッチ- 平均重量
- 405g
- カラー
- ブラック(BK)、ブルー(CNBL)
- サイズ
- XS、S、M、L、XL (男女兼用)
サイズ表
お手入れ
サイズ感レビュー
筆者スペック
- 身長169cm
- 体重65~66kg
- 胸囲92cm
- ウエスト80cm
- 平均より少し太めな体型ですw
着用画像
普通のライドではサイズが大きくて少し不細工な着用感ですね。
いたるところにシワが寄っています。
ゆるポタや通勤ライドではこのぐらいのサイズ感が疲れなくていいと思います。
脱ぎやすいのもポイントです。
素材感
表地は防風素材の為、ポリエステルです。マットの素材感で悪目立ちしないのがいいです。
裏地は複合素材で部位によって素材が切り分けられてます。
背中以外はシンサレート(中綿)入りで、背中は排熱の為、起毛+ジャージ素材です。
前身ごろの裏地はナイロン素材で、背中は毛足の短い起毛素材です。
登山用品メーカーならではのこだわりです。
ジャケット採寸
特徴
袖周りは暑くなりやすいので換気用のチャックが付いています。
ここを開放したら体にも風が回るかと思ったのですが、袖周りのみで体までには風が回りませんでした。
パールイズミなどの専門メーカーより多いぐらいです。
黒いジャケットなので夜間の視認性を考えるとありがたい装備です。
裾にはもちろんずり上がり防止のシリコン。首と裾には冷気が入ってくるのを防ぐドローコード付き。
バックポケットにはジップ付の収納エリア。
袖部。フロント部のジップは防風ジップ。これフロントジップなんですが、縫製されているかのように生地でカバーされてます。
これにより徹底的に冷気を入れない構造なんですが、開閉がやりにくいというデメリットがあります。
実走レビュー
外気温0℃前後の深夜に通勤で使ってみましたが、出発~強度低めだと全く寒さを感じません。
少しでも強度上げる(坂道など)と暑くてたまりません。
走行風を考えると0~-1,2℃ぐらいにはなってるのですが、暑いです。
上半身はもともと寒さ暑さに敏感なので、運用としては難しいと思いました。
私は尾道沿岸でもともと温暖な気候なので、ここまでのスペックはいらなかったとも言えます。
常時無風温度が氷点下のような地域でいきるスペックではないでしょうか。
まとめ
- モンベルらしい造りの細かさ
- 圧倒的な防寒性能
- リフレクターが各所に配置されている
- ゆったりフィット
- ストレッチ性がいい(特に前見ごろ側は柔らかい素材で動きやすい)
- サイクルメーカーのジャケットと比較してもお手頃価格 ¥16170(税込み)
- 腕周りにシンサレートはいらなかった(大幹部分のみでよかった)
- ジッパーの開閉がやりにくい
- 氷点下の地域でないとスペックを持て余す(想定温度帯を記載してほしい)
- ウェアのシルエットが寸胴(緩いシルエット)
どうでしょうか?少しは参考になりましたか。
私にはオーバースペックだったので手放すことになりましたが、お住まいの地域や強度によっては検討してみてもいいと思います。
私の中の強度というのはAve.25~26km/hで走れる強度です。20km/h以下のリカバリーといわれている強度で走るらなら平地でも快適にお使いいただけると思います。