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CANYON Ultimate CF SL7購入レビュー|キャニオン アルティメット

  • 2022年2月27日
  • 2022年2月27日
  • バイク
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今回はキャニオンのバイクを購入したので開梱から組み立てまでのレビューをしたいと思います。
なぜアルティメットなのか?今更リムブレーキ車を買ったのかも交えてレビューしたいと思います。

アルティメットシリーズの特徴

Canyonのロードバイク製造のノウハウの粋を集めた傑作です。ロードレースでのパフォーマンスを追求した、史上最軽量クラス正統派レーシングバイク。 CANYON公式より

  • Ultimate CF CFR
  • Ultimate CF SLX
  • Ultimate CF SL

ヒエラルキーとしては上から順番になっています。100万~19万までとかなり広い価格帯となっています。
フレーム素材はカーボンのみです。
オールカーボンフレームで本体価格19万円からとなります。

私が購入したのはUltimate CF SL7のリムブレーキ版で最廉価モデルです。

Ultimate CF SL7スペック

  • フレームフロントフォーク カーボン素材
  • シートポスト カーボン素材
  • コンポ R7000(105)
  • ホイール フルクラムレーシング900
  • タイヤ コンチネンタルグランプリSL
  • ハンドル、ステム オリジナル 素材アルミ
  • サドル セライタリア モデルX
  • 重量 7.72kg ペダルなし

標準状態でこの軽さです!ホイールは1890gほどあるそうなので、ホイール交換だけで7kg前半も狙えそうです。
ちなみに一つ上のCF SL8はフルアルテグラにカーボン一体型ハンドル、軽量サドル、DT SWISS P1800が付いて25万です。しかも7.02kgです。
コスパで言ったら完全にこちらのほうが上回っています。
在庫がなかったのと、カラーが気に入らなかったのでSL7のほうで後悔ないと言い聞かせてますw

今なぜリムブレーキなのか?

私のバイク遍歴としてはパナソニック ジェッター(電動自転車)→ヤマハYPJ-ER(e-bike)→メリダ リアクト4000→トレック ドマーネSL5、トレック エモンダALR5となってまして、いずれも全てディスクブレーキです。
短期間にこれだけディスク車を乗り継いだ人も珍しいかと思いますw

リムブレーキ車を乗らずしてロードバイクは語れないだろ!っていう思いで購入しました。
というのは冗談で、ちゃんと理由があります。
ヒルクライムできる軽量バイク、輪行がしやすい(ホイールの脱着がしやすい)
この2点が主な理由です。
価格も購入材料になるのですが、Ultimate CF SL7は本体価格19万とほかのメーカーでは考えられない価格が魅力です。
これでも年々高くなってきてるのですが、他社も同じように価格アップしているのでしょうがない部分ですね。

ホイールの脱着がしやすいに関しては、実際脱着してみた感じ圧倒的にリムブレーキのほうが楽です。
フロントはまだしも、ディスクのリアはスプロケとローターを気にしないといけないのでストレスMAXです。
今では慣れましたが、慣れる間にホイール取付け付近は傷だらけですwローターの殺傷能力半端ないです。
そんなわけでリムブレーキにもまだまだ存在価値を感じて購入したわけです。

キャニオンバイクの注文から到着まで

私の場合は21年12月にオーダー開始されたタイミングですぐに購入しました。
CANYON Ultimate CF SL7

  • バイク本体¥189000
  • バイクガード(梱包箱)¥2300
  • 送料¥19200
  • 輸入消費税¥13200
    合計¥223700

これが購入に関わる全ての支払いです。勘違いされがちですがバイクに関税はかかりません。輸入するバイクに対しての国内の消費税です。
バイク本体+バイクガード+送料含めた合計金額に6%の消費税です。
なのでバイク本体が高くなると当然支払う金額は大きくなるので、トータルの支払い金額で計算して検討したほうがいいです。

私の場合はドイツの工場から発送して到着するまで15日かかりました。
少し遅いなという感想です。

開梱

箱がでかすぎてフレームに収まりきってないですねw
輸送中に雨に打たれたのでしょうか・・・文字が滲んでますw

段ボールは中国もびっくりのボコボコ具合でした。むしろ上海を経由しているからそこでボコボコになったのか・・・

中身は無事だったのでよしとします。
少し特殊な開け方です。両サイドにロックがあるので解除すると蓋が開く構造です。
ENJOY THE RIDEこういう遊び心好きです。
こんな感じで中に納まっています。
フロントホイール、サドル、ハンドルは未装着です。

サドル、ホイールは初めに取り出しておきましょう。
バイクを箱から取り出します。
ハンドルがフロントフォークとステムに固定されているので解放してあげます。
マジックテープでとまっているだけです。
私の場合はメンテスタンドを購入したのでそれに載せます。
養生シートなどはこの段階で外します。
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組み立て

難易度★★☆☆☆(変速調整で+1)

ハンドルを固定するためにステムボルトを外します。
ステムボルトを仮組したらハンドルの角度を調整します。
初期状態は0°に合わせて固定すればいいと思います。

本締めはトルクレンチを使って固定します。キャニオンの付属品でも簡易トルクレンチが入っていますが、ちゃちいので自前のトルクレンチで締めていきます。
ステムとハンドルの固定は5N指定です。対角線上に均等に締めていきましょう。

私は以下のトルクレンチを使ってますが、付属のソケットで特殊工具以外は対応できるので便利です。

シートポスト装着

まずは自分のサドル高に合わすため、そのままシートポストを挿しましょう。
BB中心からサドル頂点までを測り、自分のサドル高まで調整します。
キャニオン純正の場合シートポストに目盛りが刻んでいるのでポジションを出しやすいです。
私の場合は3cmの位置がベストとなります。

自分のポジションを確認したらシートポストを引き抜きます。
純正でカーボングリップグリスが付属しています。
カーボン同士の摩擦(抵抗)を上げて滑りづらくするグリスです。
これを塗布しないとシートポストが過重や振動で下がってきます。

付属グリスがなくなったとしてもフィニッシュラインから販売しているので安心です。
こんな感じで挿入位置までグリスを薄く塗り伸ばしていきます。
スクラブ洗顔みたいにザラザラした粒子が入っています。

ちなみにこんなに差込量はいらないので軽量化のためにまた今度カットしたいと思います。
シートポストを差し込んだらグリスがはみ出てくるのでふき取っておきましょう。
あとはシートポストの固定だけなんですが、手持ちのトルクレンチではフレームが邪魔してヘッドが入りません。
なんでこんな位置にしたんだ!エアロ効果でボルトを隠すのはよくありますが、もうちょっといい位置があるだろうに・・・
仕方ないので付属のトルクレンチを使います。
これはシートポスト専用で5N固定のトルクレンチです。
さすが専用品・・・
規定トルクになるとポキンと折れてそれ以上トルクがかからにようになります。
意外に便利w精度がいいなら各種大きさ持っておきたいぐらい。
これでホイールを嵌めれば完成です。
慣れた人なら1時間もあれば完成状態にもっていけると思います。
あくまでとりあえずの状態って意味ですよ!

このあと変速調整(トップ、ロー側)ブレーキ調整してます。ショップ任せの人はここら辺が厳しいかもしれませんね。
組み立ては自分で調整はショップに投げてもいいと思いますけど。
少なくともサイクルショップあさひはやってくれます。

付属品

私はあまり使用しませんでしたが、付属品も紹介しておきます。

ごっついマニュアル(多言語)、グリス、トルクレンチ、ビット類、ステッカー
ホイール説明書、反射板類、トルクレンチ
キャニオンサコッシュ
これは結構いいおまけw
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