今回はキャニオンのバイクを購入したので開梱から組み立てまでのレビューをしたいと思います。
なぜアルティメットなのか?今更リムブレーキ車を買ったのかも交えてレビューしたいと思います。
アルティメットシリーズの特徴
Canyonのロードバイク製造のノウハウの粋を集めた傑作です。ロードレースでのパフォーマンスを追求した、史上最軽量クラス正統派レーシングバイク。 CANYON公式より
- Ultimate CF CFR
- Ultimate CF SLX
- Ultimate CF SL
ヒエラルキーとしては上から順番になっています。100万~19万までとかなり広い価格帯となっています。
フレーム素材はカーボンのみです。
オールカーボンフレームで本体価格19万円からとなります。
私が購入したのはUltimate CF SL7のリムブレーキ版で最廉価モデルです。
Ultimate CF SL7スペック
- フレームフロントフォーク カーボン素材
- シートポスト カーボン素材
- コンポ R7000(105)
- ホイール フルクラムレーシング900
- タイヤ コンチネンタルグランプリSL
- ハンドル、ステム オリジナル 素材アルミ
- サドル セライタリア モデルX
- 重量 7.72kg ペダルなし
標準状態でこの軽さです!ホイールは1890gほどあるそうなので、ホイール交換だけで7kg前半も狙えそうです。
ちなみに一つ上のCF SL8はフルアルテグラにカーボン一体型ハンドル、軽量サドル、DT SWISS P1800が付いて25万です。しかも7.02kgです。
コスパで言ったら完全にこちらのほうが上回っています。
在庫がなかったのと、カラーが気に入らなかったのでSL7のほうで後悔ないと言い聞かせてますw
今なぜリムブレーキなのか?
私のバイク遍歴としてはパナソニック ジェッター(電動自転車)→ヤマハYPJ-ER(e-bike)→メリダ リアクト4000→トレック ドマーネSL5、トレック エモンダALR5となってまして、いずれも全てディスクブレーキです。
短期間にこれだけディスク車を乗り継いだ人も珍しいかと思いますw
リムブレーキ車を乗らずしてロードバイクは語れないだろ!っていう思いで購入しました。
というのは冗談で、ちゃんと理由があります。
ヒルクライムできる軽量バイク、輪行がしやすい(ホイールの脱着がしやすい)
この2点が主な理由です。
価格も購入材料になるのですが、Ultimate CF SL7は本体価格19万とほかのメーカーでは考えられない価格が魅力です。
これでも年々高くなってきてるのですが、他社も同じように価格アップしているのでしょうがない部分ですね。
ホイールの脱着がしやすいに関しては、実際脱着してみた感じ圧倒的にリムブレーキのほうが楽です。
フロントはまだしも、ディスクのリアはスプロケとローターを気にしないといけないのでストレスMAXです。
今では慣れましたが、慣れる間にホイール取付け付近は傷だらけですwローターの殺傷能力半端ないです。
そんなわけでリムブレーキにもまだまだ存在価値を感じて購入したわけです。
キャニオンバイクの注文から到着まで
私の場合は21年12月にオーダー開始されたタイミングですぐに購入しました。
CANYON Ultimate CF SL7
- バイク本体¥189000
- バイクガード(梱包箱)¥2300
- 送料¥19200
- 輸入消費税¥13200
合計¥223700
これが購入に関わる全ての支払いです。勘違いされがちですがバイクに関税はかかりません。輸入するバイクに対しての国内の消費税です。
バイク本体+バイクガード+送料含めた合計金額に6%の消費税です。
なのでバイク本体が高くなると当然支払う金額は大きくなるので、トータルの支払い金額で計算して検討したほうがいいです。
私の場合はドイツの工場から発送して到着するまで15日かかりました。
少し遅いなという感想です。
開梱

輸送中に雨に打たれたのでしょうか・・・文字が滲んでますw
段ボールは中国もびっくりのボコボコ具合でした。むしろ上海を経由しているからそこでボコボコになったのか・・・
中身は無事だったのでよしとします。



フロントホイール、サドル、ハンドルは未装着です。
サドル、ホイールは初めに取り出しておきましょう。


マジックテープでとまっているだけです。

養生シートなどはこの段階で外します。
みなさんロードバイクのメンテナンスや洗車はどうやってロードバイクを固定していますか?クイックリリースのバイクだと以下のスタンドが定番ですかね。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateO[…]
組み立て
難易度★★☆☆☆(変速調整で+1)


初期状態は0°に合わせて固定すればいいと思います。
本締めはトルクレンチを使って固定します。キャニオンの付属品でも簡易トルクレンチが入っていますが、ちゃちいので自前のトルクレンチで締めていきます。
ステムとハンドルの固定は5N指定です。対角線上に均等に締めていきましょう。
私は以下のトルクレンチを使ってますが、付属のソケットで特殊工具以外は対応できるので便利です。
シートポスト装着



私の場合は3cmの位置がベストとなります。
自分のポジションを確認したらシートポストを引き抜きます。

カーボン同士の摩擦(抵抗)を上げて滑りづらくするグリスです。
これを塗布しないとシートポストが過重や振動で下がってきます。
付属グリスがなくなったとしてもフィニッシュラインから販売しているので安心です。

スクラブ洗顔みたいにザラザラした粒子が入っています。
ちなみにこんなに差込量はいらないので軽量化のためにまた今度カットしたいと思います。


なんでこんな位置にしたんだ!エアロ効果でボルトを隠すのはよくありますが、もうちょっといい位置があるだろうに・・・

これはシートポスト専用で5N固定のトルクレンチです。


意外に便利w精度がいいなら各種大きさ持っておきたいぐらい。

慣れた人なら1時間もあれば完成状態にもっていけると思います。
あくまでとりあえずの状態って意味ですよ!
このあと変速調整(トップ、ロー側)ブレーキ調整してます。ショップ任せの人はここら辺が厳しいかもしれませんね。
組み立ては自分で調整はショップに投げてもいいと思いますけど。
少なくともサイクルショップあさひはやってくれます。
付属品
私はあまり使用しませんでしたが、付属品も紹介しておきます。



これは結構いいおまけw