キャニオンCF SLを購入してから毎日楽しく乗っているのですが、ハンドル周りのケーブルの取り回しが悪くフロントバッグを取り付けた際にシフトワイヤーのアウターケーシングが折れてしまいました。
下手な絵ですがこんな感じの取り回しになっているので、ハンドルバッグなどでケーブルが押されるとハンドルを目一杯切ったときにステムボルトに引っかかってしまうのです。
走行中におこることはないのですが、停車からスタートするときにこのような状態になっていると気付かないうちにハンドルが固定されて危険です。
この現象が何回か起こっており、気付かずハンドルを切ったときにポキっとケーブルが折れてしまいました。
評判のいいニッセンケーブル
一般的?には同じシマノのケーブルかちょっとこだわってもジャグワイヤーとかだと思います。
どうせケーブル交換するなら「ケーブル変えてるんだぜ」っていうアピールのためにカラーケーブルを探していました。
ネットを徘徊しているとニッセンのケーブルが引きが軽いとすこぶる評判でした。
日本国内の町工場的な会社っぽいです。
あまり高いとあれでしたが、デュラエースケーブルより少し安いぐらいだったので購入してみることにしました。
ケーブル交換するために購入した道具と商品
サムネ画像はシフト用だがブレーキ用のインナーケーブル。前後セットなのでこれでブレーキインナーはOK。
シフト用前後セット。
私の場合は2m巻き1本で足りた。取り回しやバイクの大きさで変わるのでまずは1本買って必要なら追加でいいと思う。
こちらも1本で足りました。ちなみに10速,11速のコンポはこちらのver.3を使用してください。ver.3以外を使うとシフトロスが出るそうです。
これは必須でしたね。最初ニッパで古いケーブルを切断したのですが、切り口からワイヤーがほどけてしまったのでダメでした。
1000円で日本製です。
ハンドルにケーブルを固定するためのビニールテープ。100均のビニールテープでもいいですが、伸びと後からはがす時のことも考えて有名メーカー製のもののほうがいいです。
粘着が違います。
あとはロードバイク乗りなら持っている工具でできると思います。
ブレーキ,シフトケーブル交換
まずは純正の状態。
いきなり完成写真ですw
途中経過も撮っていたんですが、ほかの方のほうが解説もうまいと思うのでそちらを参照してくださいw
ケーブル総入れ替えしたのでシフト調整とブレーキ調整のやり直しもしました。
シフト調整好きじゃないのでこれが地味に苦痛でした。
実際ケーブル交換の効果は感じる?
もともと付いていたシマノのケーブルも悪いと思ってなかったからでしょうか?あまり違いを感じられません。
普通の人は劣化したケーブルから交換しますよね?私の場合ほぼ新品の状態から交換したのでどちらも大差ない、という感想です。
もちろんワイヤーやアウターの処理の仕方、取り回しなどプロレベルではないのでそこが影響している可能性もあります。
ニッセンのメリット、デメリット
- インナーケーブル
ニッセン>シマノ
これは圧倒的にニッセンのケーブルのほうが滑らかです。これが引きが軽くなるといわれる要因かと。 - アウターケーブル
ニッセン=シマノ
ブレーキケーブルに関してはニッセンのほうが圧倒的にしなやかです。しかしシフト側がいけてません。
ブレーキと同じようなスパイラル形状でカットがやりにくいのとケーブルが硬いのです。 - 少しでも引きが軽いほうがいい、気に入ったカラーがある、といった方はニッセンのケーブルで問題ないかと思います。
私はセールで安くなっているなどの理由がない限り次はシマノに戻るかもしれません。